かつてからA10サイクロンのヘビーユーザーで、今回新たに登場したA10サイクロンSAも同じく何度も何度も何度も長期間かけて頻繁に使用した。現在も変わらず使用している。それに際し、実際に使用して感じた体感的な違いも含め新型A10サイクロンSAと旧型A10サイクロンの比較を以下に詳細に記載した。
実際のところどう違うのか。A10サイクロンSAは従来のA10サイクロンから何が変わったのか。改善されて格段に向上した部分が大いにあるが、同時に失われた部分もある。
A10サイクロンSA
最低速に強く最大速に弱くなった
最低速を前作よりもはるかに低速で止まらず繊細に動かせるので、前作ではあり得なかった超まったりトロトロの感触を味わえるようになった。一方、最大速で前作ほどの強力パワフル感を出せなくなり、即抜きには向かなくなった。
バッテリーの持ち度にやや残念を感じるようになった
SAは即抜き志向を犠牲にして、その分超まったり志向に特化された。しかし、まったりでは長時間使用が醍醐味なのにもかかわらず、バッテリーの容量があまり多くない。まったりを長時間味わったあとにそろそろ射精に追い込もうというまさにそのタイミングでパワーダウンを感じ始めてしまう。フル充電時でも変わらない。バッテリーの持ちがやや残念な印象になっている。※充電しながらの使用は故障の原因になってしまう。
高頻度で気軽に使う気になれるようになった
使用中の挿入口からのローション漏れが全然無く、邪魔なコードも消滅した。そのおかげで、前作で感じていた本体を扱うのにうんざりするストレスが湧き出ない。そのため、気軽に頻繁に使用することができる。使うのが億劫にならない。今まで以上にストレスフリーで快適なオナニーライフになる。
パワー感の底上げができなくなった
新作のSAは前作と違ってバッテリーが内蔵式になっている。前作は電池式だったので、その電池を取り出して各自でエネループやEVOLTAなどのパワーのある充電電池に交換して圧倒的に強力でパワフルなしごかれ感を引き出すことができた。しかし今回の新作ではこれができないので、パワフル感を自分でさらに底上げしたりはできない。SAの最大速のいまひとつなパワフル感はもう変えられない。
専用ホールの耐久性が大幅に下がった
見た目だけを見ると、SAの専用ホールは肉厚で丈夫になったと思ってしまうが、実際は予想外に脆く弱い。普通のオナホールのように裏返し洗浄すると数日後には裂け穴で貫通する。一度でも裏返せば必ず勝手に裂け続けて穴が空く。しかし、一回も裏返さずに指で手繰り寄せて優しく洗えば長持ちする。
充電プラグが一般的にやわいタイプ
SAの充電プラグには極細タイプのものが使われている。SAではどうかはまだ未知数だが、充電プラグがこの極細タイプの家電はそのプラグ部分を一度でもぐりぐり手荒に扱ったりすれば決まって数週間後には接触不良で動作しなくなる。さらに不幸なことにこのタイプは接触不良が起こるとプラグだけを変えれば直るというものではない。本体側も故障してしまう。そのため、今回のA10サイクロンSAで唯一気をつけるべきことは、この充電プラグ部分を優しく扱うことと言っても過言ではない。使用からずいぶん経ったがとりわけ優しく触っていたため、未だに壊れず問題なく充電できている。
左右回転
充電式(内蔵バッテリーで取り外し不可)
一切無し
26,900円(税抜)
重い。1.5Lのペットボトルを持った時の重量感に似ている
A10サイクロン
最低速に弱く最大速に強い
最低速は標準的なレベルまでで、最大速はエネループやEVOLTAなどの充電電池にすれば非常に強力なパワフルしごかれ感を引き出せる。そのため、まったりから準即抜きまでそこそこ万能に楽しめる。
高頻度では使う気にはなれない
ローション漏れが激しかったり、バッテリーパックが重くて使用中にゴロゴロ動いて萎えたり、コードが使用中に腕や体に絡まってストレスが溜まる面がある。パワフル感もあってそこそこの即抜きでもどんな時でも万能に使えるのだが、使用が煩わしくて頻繁に使用するにはなかなか気が起きない。人によっては長い間隔で押入れ行きとなる場合がある。
パワー感の底上げができる
前作であるこのA10サイクロンは電池式なので各自で強力な電池などに簡単に交換できる。電池はエネループやEVOLTAなどの強力な充電電池を使用する。付属の電池やアルカリ電池だと動作のパワー感が“しょぼい”。強力な充電池はコンビニやホームセンター等どこでも売っているのですぐに手に入る。
バッテリーの持ち感は非常に長い
充電電池を使っているので、バッテリーは非常に長く持つ。長時間使ってもパワーダウンすることなくそのパワフル感が持続する。予備に充電電池を用意しておけば、そのつど入れ替えて無限にパワフル感を維持させることができる。
専用ホールの耐久性が恐ろしく高い
SAと違って専用ホールはペラッペラな肉壁ですぐに破れそうなイメージだが、実際は意外に丈夫で強い。洗浄時に指を立ててゴシゴシ手荒く洗っても、カップからシリコン部分だけをもぎ取って手の中でグシャグシャに揉んで洗っても、まったく裂けたりしない。裂け始めることもない。替え用の専用ホールも売られているが、それを買う機会が来ることは永遠に無いと言っても過言ではない。
左右回転
電池式
有り
5,800円(税抜)
本体は軽いがバッテリーが重くて総合的に重い
前作A10サイクロン から 新作A10サイクロンSA へ
感触面
性能面
※「専用ホールを変えると上記で色々と述べた感触は変わってしまうかどうか」・・・各種発売されている専用ホールにも共通する感触を書いているので、上記の感触の違いが変わることはない。当然、ホールを変えれば感触は微妙に違ってくるが、上記に記載した共通的な感触はやはりどれにも共通して感じられた。そのため、ホールを替えても上記で様々に記載した比較幅が変わることはない。
強力感がダウンした一方、濃厚さ&繊細さ&深さが桁違いに増している
前作との比較の結果について簡単に言うと、A10サイクロンSAは濃厚さが桁違いに向上し、強力なパワフル感が少し失われた。新作A10サイクロンSAは、前作のような誰でも合うといった印象ではなく完全に「まったりに専門化」している。まったり目的で購入しないと最高のオナホールだとは思えない。
即抜きしたいときはA10サイクロンSAで抜こうとは思わない
即抜き目的で買うと「金返せー!」と言いたくなるが、まったり目的で買うと「もうこれさえあれば人生幸せ。もう何も要らない」と喉から溢れて思わず口に出してしまう。目的によって好き嫌いが確実に別れる。即抜きしようというときは使いたいとは思えない。
最高のまったりで抜きたいときにA10サイクロンSAで抜こうと思う
まったり目的であるときこそ、絶対にこのA10サイクロンSAで抜きたくなる。A10サイクロンもまったり志向だが、やはりより濃厚かつ繊細なまったり感になったA10サイクロンSAを選択する。A10サイクロンSAのほうが脳みそがトロけそうになる感覚がある。