「鼻毛出てる…鼻くそも…」
騎乗位の体制でまたがられている時にフッと目に入った。「鼻毛が見えてる…」「そしてそこに小さい鼻くそが付いている…」その時にそれまでギンギンだったボルトはみるみるうちに萎んでいった。
と、同時に帰宅して気づいた。
「自分も鼻毛出ていたと。」
「だからあの風俗嬢の方は塩対応だったのだと。」
そして悟った。
鼻毛をカットすると。
そしてカットはカットでも鼻くそが付く暇さえないほど短くするカットすると。
そして即座に決まった。
今すぐ鼻毛カッターを買いに行くと。
「TENGAみたいなオシャレさを選ぶ」
さすが、ヨドバシ。大量に鼻毛カッターがある。
風俗に行く前の自分は一番安いのを選んでいた。見た目なんてどうでもいいと思っていた。
しかし、風俗に行って悟った。
「外見がオシャレでないと風俗嬢の方が塩対応になる」と。
すごく優しくて紳士に接したのにそれでも風俗嬢の方は不満そうに塩対応だったのだ。スタッフの方はすごく紳士で丁寧だった。この優しくて紳士な感じで入店すればいいんだ、そう思っていたのに。
理由はやはり「ダサかったから」に違いない。「オシャレになっておととい来やがれ」と言わんばかりに風俗嬢の方はしっぺ返ししてきた。
変わった、風俗に行って変わった。
物を選ぶ瞬間的な思考さえも変わった。
ズバリ「迷ったらよりオシャレなほうを選ぶと。」
これだ。もう迷わない。爆速で決まっていく。ありがとう風俗。
「風俗のおかげで物を選ぶのが早くなった。」
棚の前でググりまくってずっと迷いまくって足が痛くなってやっと数時間後に決まる自分とはお別れできたんだ。
「オシャレなものしか選ばない」
それだ。
「下から覗かれても鼻毛が見えないほど刈っていく」
これだ、これを求めていたんだ。さすが、オシャレな鼻毛カッター。「風俗で下から覗かれた時に鼻毛が見えたら相手の方が塩対応になるよ」って知ってるかのよう。
“広範囲の鼻毛を効率的にカット”
“奥の毛をカット”
そう、まさに「奥までそして広範囲にカットしたかった」
まさにこれを求めていた。
「ポケットに入れられる小ささと細さ」
ソープに直接行けば「予約して他の店で時間を潰す」ということはしなくていい。なぜなら待合室があるから。
その待合室で「しまった!鼻毛カットするの忘れた!」というときも鼻毛カッターをポケットから取り出して速攻で鼻毛をカットできる。
まさにその細さと小ささ。
これだ。
「風俗専用の鼻毛カッター」と言って過言ではない。
「さらば鼻毛ジャングルよ」
これでまた一歩近く。
風俗をより楽しめる自身にまた一歩近く。
「もうあんな塩対応は経験したくない。」
また一歩、進化するのだ。
さらば下品な鼻毛よ。
ようこそ、オシャレな鼻毛よ。
「ありがとうオシャレな鼻毛カッター」
「それじゃ、」
「鼻の中の、ジャングルよ、さらばだ!」
「ようこそ、おしゃれな鼻の中よ!」