モテない趣味ナンバーワンである「ラブドール」。まだ「TENGAが趣味」と言った方がはるかにモテる。
しかし、欲しいものは仕方がない。どうしても欲しい。 とにかく欲しい。モテるとかモテないとかそんなしょうもないことどうだっていい。
ラブドールさえ自宅にあれば呼吸するように超絶美女とセックスできて欲求不満という呪縛から解放されるのだから。
ふとセックスしたいと思った瞬間に超絶美女とセックスできるなんてプレイボーイの創業者とラブドールを手にした自身ぐらいだろう。
しかし、スマホのカメラを起動してふとインカム切り替えボタンに指が触れて自分の姿が映った時に我に返る。
「髪の毛ボサボサボロボロ。。。非モテの鑑だ。だからラブドールに逃げてしまうんだ」と――。
①「ラブドールが欲しくなる理由は自身の髪の毛が汚いから」
「ラブドールになんか手出したら人生終わる」
そう我に返り、モテる身だしなみに変えていくと決意していく。
まずは髪の毛。髪の毛が全ての始まりだ。いくらオバサンでも髪の毛がツヤツヤトゥルトゥルだったらとにかく美人に見えるのを知っている。
しかし、オバサンの髪の毛がボロボロだととにかく不潔で非モテでオワコンに見えるのを知っている。
つまり、容姿に関係なくとにかく髪の毛さえ美髪にすればいくらでも挽回できるのだと。
すると〝とあるIカップ美人風俗嬢〟のAmazonウィッシュリストを思い出す。
そう、髪の毛も圧倒的に美しい〝風俗勤務の美女の欲しい物リスト〟だ。
②「髪サラサラの美女はモロッカンオイルを使っている」
ソープランドで圧倒的に美人率が高い北海道。他県と比べて芋っぽいのが少ない。そんな容姿激戦区でも生き残る圧倒的な美髪と美人度を誇る美女が使用しているのが『モロッカンオイル』だ。
〝写メ日記の自撮り写真〟が全てを物語っている。
わかってる。髪の毛がトゥルトゥルな人は美容院に行っているからトゥルトゥルなのであって、このモロッカンオイルで必ずこの美女と同じレベルの美髪になれるわけではない。
しかし、モロッカンオイルは美容院御用達のオイルと言われている。美容院が顧客に薦めるヘアオイルはこぞってモロッカンオイルと言われてる。
レビューに正規品かどうかに言及しているにがあるがそれはただの勘違いレビュー。ちゃんと新着順で表示すれば正しいレビューが表示される。そしてAmazonも正規品だとちゃんと明記している。
話は早い。わざわざ近所のドラストでいい加減なのを買って冒険して銭失いしない。モロッカンオイル一択だ。
モロッカンオイルで非モテ髪からモテる髪に生まれ変わるのだ――。
③「髪がキレイな自身にはリアル美女がふさわしい」
「ラブドールは逃げだ。」
山里亮太も結婚したように、容姿が整っていなくてもオシャレを極めれば先ほどの〝モロッカンオイル嬢〟の隣に立って歩いても釣り合う。
いかにもデリヘル嬢と思しき人と歩いている非モテ不潔デブおじさんと自身は違う。〝髪がキレイで清潔なお兄さん〟だ。ちゃんと釣り合う。
「ラブドールなんて自分にふさわしくない。」
「声が出ない無反応な人形とセックスするなんて異常。」
「ゴムの人形に勃起するなんて恥。」
「ゴムの人形に話しかけるなんてさらに恥。」
「ゴムの人形を愛撫するなんてさらに恥。」
そう決意し、モロッカンオイルをポチっていく。
まとめ
「ラブドールが欲しい」そう思った時に鏡を見てふと気づく。「リアル女性とセックスできるレベルの身だしなみではないからラブドールが欲しくなってしまうのでは?」という事実に。
「風俗で見たよばかり押してなかなか行けないのは自分の身だしなみが低グレードだから」そう気づいていく。
鏡を見てふと我に返ってそっとラブドールの画面を閉じていく。そしてAmazonを開いていく。そしてモロッカンオイルと検索していく。そして購入していく。そしてモテる髪質に変えていく。
そしてリアル女性とエッチしながら気づく。あの時ラブドール買わなくて本当に良かったと──。
今一度心に問う。
先ほどのモロッカンオイル嬢に「ラブドール持ってる」なんて言えるだろうか?言えない。
ラブドール欲しくなっても……
「ラブドールは絶対に買うな。『モロッカンオイル』と『A10サイクロンSA』を買ってソープに行け!」性家電VSラブドール通信【第13回】