「セックスしたい。今すぐセックスしたい。」
「今から通販でコンドーム注文して待つなんて無理だ」
「店員の人に恥ずかしそうにレジされてももうどうでもいい!」
「店員の人にこの人コンドーム買ったって思われてももうどうでもいい!」
「いますぐセックスしたいんだ!」
そうして薬局に出向いた。
そしてコンドームとその隣のローションをカゴに入れてふと足が止まった。
コンドームとローションだとやはり恥ずかしくてレジに行けない。
カモフラージュさせるために一緒に食べ物を買おうか迷って店内を歩き回っている時に…ふと目に入った。
「ニベア」だ。
ニベアを全身に塗ればスベスベの肌でお互いが気持ち良くなれる、ニベアを手に塗ればオッパイを揉む時にさらに気持ち良く揉める「まさに正統なセックス」
「ニベアは“正統派なメイクラブセックス”に必須レベルだと社会的な認知度も男女共に高い…」
そして何より「ニベアのおかげで“自分本位の一方的なセックスはしなさそう”感」が出る。「相手のことを思った優しいセックスをしそう感」まさに「童貞処女をすでに卒業してセックス慣れしている感」そして「セフレがいそう感」などではなく「長年愛し合っている正統派な“配偶者”がいそう感」…
そうしてコンドームとローションとニベアをカゴに入れてレジに持って行った。
驚くべきことが起こった。
コンドームを買うと大抵の店員の人は目を見てこない、恥ずかしそうにして目を見てこない。羞恥心関係で見てこない。「このひと恥ずかしい物買ってる…」感の一種の嫌悪感で見てこない。勘違いされるのが嫌で見てこない。
しかし、今回は違った。
「目を見てくる笑顔接客」だったのだ。
その時ふと感じたことがある。
ニベアのおかげで「この人、スキンケアして相手のことも考えれるような人なんだ」と。
ニベアのおかげで「この人、一方的で自分本位な“オナニーセックス”は卒業してそう」と。
ニベアのおかげで「この人、相手の方のことも考えたお互いに愛し合う“キレイなセックス”してそう」と。
店員の人が感じてくれたこと間違いない。
そうして気持ち良くコンドームを買えたのであった。
悟った。
「コンドームが恥ずかしくて買えない」という時は「ニベアの青缶」を一緒に買えばいいということを!
ありがとう、ニベア!
– 大吾/オナホファン公式
♦︎♦︎♦︎
「セックスしたい、今すぐ。」
さっきからずっとムラムラが収まらない。もうアソコがビッチョビチョ。絶えず出続けるお汁がずっとパンツを濡らし続けている。そしてどんどん湿っていくパンツ…。
「全然収まらない」
こんなにムラムラし続けているのは本当に久々。
「こんな機会は滅多に無い」
「今この瞬間にセックスしたい」
「明日じゃない、今だ」
通販を利用しても今すぐ手に入れることはできない。今ムラムラなのに到着した頃には萎え萎えのシラフモードだと全然意味がない。
「今だ、今セックスしたいんだ。」
もう頭の中は「ドラッグストアに行って、コンドームコーナーに行って、それをかごに入れて買う」この流れでいっぱい。
決まった。
「店員の人になんと思われようがもうどうでもいい!」
もうアソコがお汁ビチョビチョで収まらない!
今だ、今から買いにゆくぞ!
・
・
・
「いざ、ドラッグストアへ」
よし!さすがドラッグストア。
こんなすけべなものまであるなんて、グゥ分かってる!
早速コンドームをかごへ…よし。
恥ずかしくない恥ずかしくない、なんたってここ、ドラッグストアにあるんだから。そしてここは正真正銘のドラッグストアだ。「必要なもの」なんだ。
恥ずかしい物じゃない、清い、尊い、正しい、正統、素晴らしい物なんだ。
「え!?SOD!?このローション…」
いや、ここはドラッグストアだ。正しい、正しい行為のためのエロだ。そのための仕方のないエロだ。
よし、これもカゴに…
さて、ここからだ。
ここでお菓子や食べ物を買って誤魔化してもコンドームとローション買いに来たってバレバレだ。
どうしよう、どうしよう…
コーンフレークと一緒に買って「“箱物で”並べ合うことで」カモフラージュしても結局コンドーム買いに来たってバレバレ..
そうだ…!
「スキンケアグッズと一緒に買えば恥ずかしくないいのでは?」
「セックスにはお互いにスキンケアしてからこそお互いに気持ち良くなれる」そうに違いない。
不潔な肌でセックスするよりも、ガサガサの肌でセックスするよりも、清潔な肌、スベスベの肌でセックスに挑む、これぞ正統たる漢らしさ。
決まった、スキンケアグッズだ。
男も女も「これ塗っとけ」の定番といえば…
「NIVEAだ!」
「ニベアを求めて、いざ!」
女性も重宝して使っている。
男性も重宝して使っている。
「ニベア」はもはや「男女ともにこれでセックスに特化した肌になるよ」の共通言語だ。
これだ、これで店員の人に知らしめるのだ。「このローションとコンドームは今からパートナーと正統なセックスをするんだ」と。
一方的な自分本位のオナニーセックスじゃない、強引な性奴隷セックスじゃない、肉便器セックスじゃない。
「お互いに思いやる正統なセックス」
このかごの商品セットからその正統な感じが滲み出ている…
「いざ、レジへ」
「お願いしま〜す!」
挨拶をしていく。
そして目を見ていく。
「目を見れないなんて童貞処女だ」
そう自身に言い聞かせて今日ばかりは堂々たる目を作って見ていく。上目遣いじゃない、チラ見じゃない、堂々たる落ち着いた目ヂカラ。
「少し上を向いて…眼光をまっすぐに…背筋をS字に…」
「最高のお客さん」そうでなければ今回のコンドームの購入が恥ずかしい物となってしまう。
少しでも童貞処女感が滲み出ると途端に「あぁ…このお客様、日常的にセックスしてないんだなぁ、今日は童貞処女卒業の日なのかも…?」と思われたら全然気持ち良くない!
通常通りレジが進んでいく…
店員の人はコンドームとローションという強烈な組み合わせを見て早速下から“青いプライバシー紙袋”を取り出して入れていく。
そしてニベアの缶を…
「袋はご利用ですか?^^」
「はいお願いします!」
あれ…
なんだか…
「いつもと違って目を見てくる接客になっているッ…!」
これは…!
「今、不審者感が出てない!!」
「この人童貞処女っぽそうだから目見たり胸元見せたりお尻見せたら自分のテンション上げるためのファッション目的なのに出会い目的で勘違いされて好意とか抱かれたらどうしよう目合わせないでおこう…」感がない!!!!
きっと目をしっかり真っ直ぐ見て挨拶から始まる「セックス慣れしている堂々感」そして追いつくように助け舟を出してくれる「ニベアの"オシャレに気を遣ってるのが即バレするほど知名度の高い"オシャレ缶」…
「セックスもオシャレに感」…
「どうも!ありがとうございます!」
そうして店員の方が目を見てくる神接客、
そしてお礼を返してくれて最高の尾ひれを引きながらレジを去って行ったのだった。
これまで絶対に目をみてくることはなかった。
しかし、今回だけ違う物と一緒に買った。
一緒に今ままで買ったことのない物、
それこそが「ニベア」だ。
「ありがとうニベア」
絶対にニベアが「コンドームとローションを買う」という「羞恥心に引っ掛かる問題」をマイルドにしてくれた女神に違いない。
もう困らない。
「いますぐコンドームが欲しい」
「今すぐローションが欲しい」
その最も恥ずかしくならない買い方はズバリ、
「ニベアと一緒に買うことだ!!」
「他のものはあえて買わない」
「コンドームとローションとニベア」この3つだけカゴに入れてど直球で攻めればいい。
そうすれば気持ち良く買える!
ありがとうニベア!!
そして無事に…
「今日、セックスできる!」
ついでに買ったニベアを全身に塗りたくって、
そしてすべすべセックスして、
「ヌルヌルセックス!」
「セックス!」