ラブドールの供養？バッカじぇねーの！【性家電vsラブドール通信】第8回

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「ラブドール(リアルドール)を買ったら処分する時は供養しなければならない」そう思ってしまってふと気づく。

「つまりそれほど彼女に代わるほど幸せなひとときを過ごさせてくれるのでは？」そう思ってポチリそうになるのだが．．．

絶対にポチるな。ハッキリ言ってラブドールの供養など異常だ。実際、自力で処分するという時にハサミやダンボールノコギリでバラバラにする際に何にもそういったのは感じない。

普通、葬式や供養をするというのは人はもちろん飼っていた犬や猫が死んだ時にする。

死んだ犬をハサミでバラバラになんてできるだろうか？

できない。つまりそういうレベルで初めて供養するレベルと言える。

しかし、ラブドールは平気でそれができる。

つまり、世間で言われている「ラブドールの供養」というのは全くもって「バッカじぇねーの！」なのだ。

①ヤバい領域に踏み込むかもしれないという不安は正解

ラブドールを初めて購入しようというときにひとつの不安がよぎる。

「ヤバい領域に踏み込むかもしれない」

そういった不安がよぎる。なんたって世間ではラブドールの供養サービスもあったりしてつまり「生き物を買う」という同レベルだと感じてしまう。

しかし、実際に購入して届く時の感覚は「PS5を買う感覚」に似ている。「オキュラスクエスト2を買う感覚」に似ている。

全然ヤバくない。しかし、彼女が出来なくなるヤバさがそこにある。購入した後5年間は彼女を作るタイミングを失う領域に踏み込んでしまうだろう。

なんたって「部屋にラブドールがある」なんてこれから出会う彼女に言えるだろうか？

一方、PS5は違う。「部屋にPS5がある」そう彼女に自慢できる。そしてオキュラスも違う。「オキュラスクエスト2が部屋にある」そう彼女に自慢できる。

そしてラブドールは．．．ドン引き速攻お別れだ。

②ラブドールの供養はやりすぎ

彼女を作ろうというときにラブドールは必ずネックになる。運良くお互いが知り合って関係が始まり、ふと人に言えない秘密を共有し合うとする。

そこでラブドールは人に言えない類の中でもドン引きされてしまう部類に入る。

ラブドールはまるで腫れ物に触るみたいな感じがある。特に世間にラブドールの供養などというサービスも前身していて迂闊に変な顔もできない。

とにかく「もう連絡しないでください」

である。

しかし、ラブドールの実際は違う。実際は供養などのレベルではなく処分する時はお別れなどではなく普通にハサミでバラバラにしてポイだ。

そのバラバラにする行為もまた「猟奇的で」怖がられる。八方塞がりだ。とにかくラブドールを持っているといい事なんて毎日セックスできる他に無い。

かといって「ラブドール持ってたことがあってその時にラブドールは供養した」なんて言うと「普段はいつもにこにこしていてほがらかでとにかくにこにこを顔から絶やさないが故に、怒りの琴線に触れて怒った瞬間に隠し監視カメラや隠しボイスレコーダー張り巡らし系であなたの生活24時間把握してます系の猟奇的なストーカーに豹変しそう」みたいな「不気味な恐怖系」で別ベクトルの怖さで怖がられる。

つまり、ラブドールの供養サービスはユーザーの優しさや世間体を気にする良心に漬け込んだビジネスでしかない。「なんでこの人たちこんなのに供養を望むんだろう」と不思議に思いながら札をピシャリピシャリと坊さんが今日もほくそ笑みながら勘定しているに違いない。ラブドールの供養なんかラブドールのボディとヘッドの脱着型を廃止してシームレス一体型に統一してしかも体温機能があって胸に耳を当てたら心臓の鼓動音が聞こえて呼吸しているように胸が膨らんだりを繰り返す機能があってしかもAIで“魂”を搭載して声も発せられるようになって会話できるようになって喘ぎ声も出せるようになってまばたきもできるようになって喋るときに口も動かせるようになるレベルになってから始めろ、と言える。

ラブドールなんか普通にバラバラにして家庭ごみで捨ててしまえ。

そして彼女に言う時はバラバラにしたことは少し誤魔化して「過去にラブドール買ったことあるけど自治体に粗大ゴミとして引き取って貰った黒歴史がある」って言えばOKだ。

そこで「ラブドールは供養してもらった」なんて言ったら速攻でお別れである。つまり、ラブドールの供養サービスというのはやりすぎだ。